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PSG(終夜睡眠ポリグラフ)検査

PSG

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    PSGは1泊入院していただき、睡眠中の脳波、眼球やあごの筋肉の動き、心電図、鼻に入る空気の流れ、呼吸の状態、血中酸素飽和度など多くの項目をモニタリングし、無呼吸症候群のタイプや重症度、睡眠状態等をみるための精密検査です。

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    当日の検査の流れ

    1. 16:00
    来院:問診、回診、次回診察予約等
    2. 19:30
    装置の装着、装着確認テスト(40分~1時間程度)
    3. 21:00
    検査開始<消灯>
    4. 6:00頃
    検査終了 (ご都合により早めに終了する事も可能です、ご相談下さい)

    装着装置 (25箇所ほど)

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    • 呼吸センサー
    • 体動センサー
    • 脳波
    • 心電図
    • SPO2(血中酸素濃度)
    • いびきセンサー
    • 呼吸センサー

    など

    オンラインでの通信装置のため、トイレは自由に行っていただけます

    睡眠時無呼吸症候群とは?

    睡眠中に何度も呼吸が止まったり,浅くなったりして体の低酸素状態が発生する病気です。
    睡眠時無呼吸症候群の方は

    1. 周囲の方からいびきを指摘される
    2. 夜間の睡眠中によく目が覚める(息苦しくなって目覚めることもあります)
    3. 起床時の頭痛や体のだるい感じ
    4. 日中の眠気

    などの症状がみられます

    睡眠時無呼吸症候群はなぜ問題?

    睡眠時無呼吸症候群の影響は1)日常生活、2)合併疾患、の2つの問題があります。

    日常生活

    日中の眠気のため、思うように日常生活が送れなくなり、何かに集中することが
    出来なくなります。
    仕事中に居眠りをしたり、自動車の運転中に高率に眠くなり、交通事故を起こす
    危険性が著しく高くなる、抗うつや不眠など日常生活に悪影響を及ぼします。

    合併症

    睡眠時無呼吸症候群では、高血圧や脳卒中、心筋梗塞が起こる危険性が通常より
    3~4倍も上昇することが分かっています。それだけでなく、糖尿病を悪化させ
    たり、高血圧や不整脈の原因になったりすることもあります。

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    AHIとは?

    睡眠時無呼吸症候群の指標で1時間あたりの低呼吸と無呼吸の合計回数のことで、
    これによって重症度の分類をします。

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    AHIの数値によって、軽症・中等症・重症の3つに分けられます。

    AHIが5以上で自覚症状がある場合や、自覚症状はなくてもAHIが15以上の場合は睡眠時無呼吸症候群と診断されます。
    AHI20以上でCPAP治療適応となります。

    呼吸分類

    ①低呼吸

    鼻口の気流が30%以上低下かつ、酸素飽和度が3%以上低下または覚醒反応を伴うもの。

    ②無呼吸

    10秒以上の呼吸停止状態。
    無呼吸には、閉塞性・中枢性・混合性の3タイプあります。

    閉塞性無呼吸
    口や鼻から肺の入り口である声帯に至る空気の通り道が細くなるために発生します肥満により気道が狭くなる、肥満のない方でも,アゴの骨格(下顎骨が小さいなど)や扁桃腺や口蓋垂が大きいなどによっては空気の通りが悪いと無呼吸の原因となります。無呼吸中でも呼吸努力をするために、狭くなっている気道が振動して、いびきをかくことが特徴的です。

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    中枢性無呼吸
    呼吸を調整する脳の働きが低下するために発生します。
    脳疾患患者や心不全患者で呼吸中枢の機能異常により、呼吸筋への刺激が消失し無呼吸となります。努力呼吸は見られません。

    混合性無呼吸
    両方が混在するタイプの無呼吸です。

    守山いつき病院

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