眼科・白内障治療
Ophthalmology
白内障手術実績
2023年6月30日までの総実績2138件
令和1年 | 令和2年 | 令和3年 | 令和4年 | 合計 | |
手術実績 | 339 | 216 | 291 | 363 |
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当科の特徴
1.当科では、前眼部疾患、白内障、緑内障、網膜・硝子体疾患、涙道疾患、眼瞼疾患などの眼科一般診療を行っております。
2.現在3名の視能訓練士とともに斜視・弱視検査、低視力者へのケアや眼鏡処方も積極的に行い、お子様から高齢者まで幅広く対応しております。
3.白内障手術、眼瞼手術、硝子体注射を行っております。地域連携システムにより、当院で対応困難な治療に対しては、近隣の専門医療機関へスムーズにご紹介できるように努めております。
4.高血圧や糖尿病といった全身疾患により引き起こされる目の病気、脳や神経系の疾患による複視などの目の症状に対し、他科と連携しスムーズな診断・治療が行えるように対応しております。
地域に根差し、きめ細やかで温かい眼科医療を提供できるよう、スタッフ一丸となり努力しておりますのでお気軽にご相談ください。
白内障について
白内障ってどんな病気?
目の中の水晶体(すいしょうたい)が濁る病気が白内障です。
白内障の症状
- 視力低下
- 霧視(かすむ)
- まぶしい
- 物が二重、三重に見える
- どんなに調整しても眼鏡があわない
白内障の治療
① 点眼
視力低下やかすみなどの見え方が日常生活に支障がない初期の段階では、点眼治療で経過をみます。
ただし、薬を使用しても水晶体の濁りを透明にするものではなく、あくまでも症状の進行を抑えるための措置であり、毎日点眼を使い続けなければなりません。薬の効果は個人差があり、点眼治療を行っていても年齢とともに水晶体の濁りは徐々に進行します。
② 手術
白内障が進行して日常生活に支障がみられる場合には、手術が行われます。白内障の手術は、多くの患者さんが安心して受けることができ、手術を受ければ視力の回復が見込めます。
水晶体は白内障の進行とともに硬くなっていきます。長い間放置し重症化すると、手術の際に硬い水晶体を砕くため目にかかる負担が大きくなります。また、手術そのものが困難となり合併症リスクが高くなります。
適切な時期に治療できるよう、定期的に検査を受けることをおすすめします。
当院の白内障手術について
白内障手術は、技術の進歩により安全で短時間に終わる負担の少ない手術となり、日帰り手術が主流となってきました。しかし、高齢者の方、お体が不自由な方、独居の方、全身的な疾患をお持ちの方は、手術だけでなくその後の生活に不安を抱えている方も少なくありません。守山いつき病院は入院施設も完備されており、1泊の入院で手術を受けることも可能であり、万が一、全身状態が急変した場合には内科医と連携し対応いたします。
また、仕事をされている方が無理なく手術を行えるように手術日を固定せず、できるだけご希望に添えるように日程調整をしております。患者様のご希望や全身状態を評価し、個々に適した治療計画をたてていきます。
採用する眼内レンズは単焦点眼内レンズ、保険適用の多焦点眼内レンズ、乱視矯正眼内レンズなど患者様の目の状態、ライフスタイルに合わせて慎重に決定いたします。
目のケアガイド
気になる症状や目の病気についてご紹介します。早期発見・早期治療の参考にしてください。
医療機器
当院で行っている白内障手術は日本アルコン社の超音波白内障手術装置を導入し、患者様の目に優しく安全な手術を行っています。診断の面では網膜断面の描写や視神経線維の解析を可能にした眼底三次元画像解析(OCT)により、網膜疾患や緑内障の診断が的確に行え、早期診断治療に役立っております。
また、治療の面では、精尿病網膜症や網膜裂孔等の疾患の治療に必要な光凝固装置に、従来のものより痛みが少なく短時間で治療が可能なマルチカラースキャンレーザーを導入し、患者様の負担軽減につながっております。
主な失明の原因でもある糖尿病網膜症、緑内障、黄斑変性等は自覚症状に乏しく、治療開始の遅れにより患者様の生活の質(QOL)は大きく低下してしまいます。当院では、内科医や健診医との密接な連携をとりながら、早期に診断・治療が行えるように対応しております。
皆さまの眼の健康維持のお役にたてるよう丁寧な診療をこころがけておりますので、お気軽にご相談ください。
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